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NO.80776 ミュウさん、
> 明らかに高度10,000メートル前後の高高度ではないようですよね?
もしかして標高と仰角を混同されてませんか?高度10,000メートル前後の、かなとこ雲の頂上部分でも遠距離から撮った写真には、かなり低い仰角で写っていましたよね?
そしてそもそも、この写真に写っているのは薄明光線ではなく、夕日を受けて輝いている雲ではないでしょうか。そう考える理由は、薄明光線を横から眺めたにしては光と陰のコントラストが強すぎるためです。例えば「日没後の地平線前後の低い太陽光が光源となって何100キロも水平に伸びる光芒」をイメージしてみてください。幸い条件良く、西の空には「薄明光線」、その延長上の東の空には「反薄明光線」がクッキリ浮かび上がっているとします。では、その中間点である、観察者の真上〜真横を横切る時には、どのように見えているでしょうか?おそらく、かろうじて存在が判るか判らないか、極めて薄くしか見えていないはずです。その理由は、観察者の真上〜真横を横切る角度で眺めたとき、スクリーンを構成する微粒子の数(見通した方向の単位面積あたりの密度)が非常に少ないためです。NO.80852 青森Kさんのパノラマ写真がまさにこれを示しています。
NO.80845 ショコラさん
失礼ながら、思いつかれた内容のひとつひとつが、あまりにも突拍子なく、辻褄を超越したことばかりですので、ノーコメントとさせてください。
NO.80803 出来れば… さん
> 間違っているのでしようか?
いえ、それで合っていると思います。
> この写真の様に下から上の光芒の場合ですと、雲よりも高い位置で、雲にはなっていない水滴の存在が必要かと思います。
はい。私もそう思います。ただし、「水滴」については「水滴または氷晶」に差し替えさせてください。
> そして、その場合に考えられるのは、やはりごく薄い上層雲なのですが、
はい。これもおっしゃる通りです。
> 雲より高い位置で雲にはなっていない水蒸気と言うのは他にどんな状態が考えられますでしょうか?
H2Oには、気体と液体と固体の三相がありますが、順に「水蒸気」「水」「氷」と呼ばれるのはご承知のとおりです。水蒸気は無色透明ですので、光芒のスクリーン(=ミー散乱)にはなり得ません。
青空の色は、紺色から水色、そしてさらに白っぽい色を経て、全天薄曇りといったバリエーションがありますが、これは、非常に高い位置でミー散乱を起こす氷晶の量(密度)の違いによります。ある程度の密度になれば「巻層雲」と名前がつきますが、それよりも密度が薄くなると、巻層雲と呼ぶべきか、薄い氷晶が漂っているだけ、と呼ぶべきか、その境界線はハッキリしないと思います。このような状態のスクリーンに光と陰のラインが映り込んだのが、今回のスレ主えだまめさんの撮影された光芒であると思っています。
脱線になりますが、水蒸気はミー散乱を生じるには小さすぎるため、白くみえることはありませんが、レイリー散乱を生じさせる大きさはあるため、青空を青く見せたり、夕日や低空の月の色を赤く染める要因にはなり得ます。
NO.80852 青森Kさん
> 太陽の位置によって、スクリーンの高度も変わってくると理解してよろしいでしょうか。
はい、そのように理解しています。認識が一致できてよかったです。
> 付け足しでもう一つ・・・
> ■薄明光線と半薄明光線が繋がって見える現象
は、必ずしも
> 太陽の位置:地平線よりも少し上
には限定されないと思います。私が例示した
地平線の下の低い太陽光が光源となって何100キロも水平に伸びる現象
であっても起きうると思います。いずれのケースについても、もし
> 太陽の位置:地平線よりも少し上
という前提であるなら、ご指摘の通り
> 光線の方向:ほぼ水平
> 何の陰?:そこに見えている層積雲や積雲
> スクリーン:陰を生む雲と同程度
ということになると考えられます。
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