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NO.80643 青森Kさん
> > えだまめさんの写真の光芒の場合は、地平線前後の低い太陽光が光源となって、地面と平行または地面の下から光が差すケースですので、スクリーンは、かなりの高度となりますよね?
>
> たしかに光源は地面の下ですが、高高度のスクリーンでなければならない理由はないはずです。薄明光線が低層の雲の下に見える 参考画像を貼っておきます。
NO.80643に貼っていただいた写真は、大地が明るく照らされています。ならばこの光源は、写真奥の地平線の彼方ではなく、撮影者の背後の地平線上にあるのではないでしょうか。いわば、天使の梯子の反薄明光線、というかなり珍しい事例のように見えます。だとすれば、光線の角度は「上から下」なので、スクリーンは、天使の梯子同様、低層の水滴になりますので、前提の違いをふまえれば、青森Kさんの見解も正しいですね。
繰り返しになりますが、地平線の彼方、何100キロも先の積乱雲が陰となる光芒の場合は、すでに地平線の下に沈んだ太陽が光源ですから、地面の下から上に光が差しますので、地球の陰に入るような低い空に光が当たることは不可能ではないでしょうか?NO.80503に貼った図で言えば、5本の線の内、上の4本がこのタイプの光芒の光源に該当すると考えています。
> > > 2.薄明光線(反薄明光線)は、夏に多い現象です。その理由は?
> > 夏に多いと呼ぶべきは、地平線前後の低い太陽光が光源となる、光芒の方だと考えています。
>
> 私の認識では、”地平線前後の低い太陽光が光源となる、光芒”の事を 薄明光線(反薄明光線)と表現するはずですが?
この点については、私も妙な書き方をしたことをお詫びいたします。「地平線前後の低い太陽光が光源となって何100キロも水平に伸びる現象」も「天使の梯子」も、いずれもが「光芒」であるとともに「薄明光線」でもあるようです(ただし、光源に向かって見える方が「薄明光線」であり、光源を背にして見える方が「反薄明光線」であることだけは間違いないですね)。
> 積乱雲が多い事も理由ですが、”湿度の高さ(大気中の水蒸気が多い)”も、理由のひとつでは?と、考えています。特に季節は関係ない天使の梯子が、雨上がりや曇り空に多いという共通点もあります。なので、また1.の話になりますが、高高度の氷晶だけでなく、大気中の水蒸気もスクリーンになりえるのでは?と、考えています。
現象自体、特に光路について認識が一致しないことには話が先に進みませんね。整理してみるとこんな感じにならないでしょうか?
■地平線前後の低い太陽光が光源となって何100キロも水平に伸びる現象
太陽の位置:地平線よりも下
光線の方向:ほぼ水平だが、やや上向き
何の陰?:地平線の彼方の積乱雲
スクリーン:陰を生む積乱雲と同程度あるいはそれ以上の高さ(少なくとも、地球の陰よりは高高度)
■天使の梯子
太陽の位置:地平線よりも上
光線の方向:空から地表へ
何の陰?:そこに見えている層積雲や積雲
スクリーン:陰を生む雲と観察地点を結ぶ空間(=低い空)に浮遊する水滴や塵
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