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おじゃまします。
> > イカサマの集まりだな。目をさましなさい。
>
> いかさまと言い切れる?
> どうしていかさまだと思うのタムドールさんは
イカサマ、と言い切れる理由は2つあります。
ひとつめは、科学の基本からの逸脱、つまり「定説」と「仮説」と「その場の思いつき」を同レベルで発信する、というする誤ったスタンスです。
ふたつめは「電磁波」に対する無知です。
世の中には「電磁波」という便利なキーワードを当てはめれば、謎めいた現象に説明がつくようなあやしげなニセ科学をバラまく人達が横行していますが、まず知っておくべき事実は、ありとあらゆる物質は「電磁波」を放出しているということです。
電化製品や送電線だけでなく、人間、椅子、ガラス、プラスチック、備長炭など、電磁波を放出していない物質は何一つ存在しません。
「電磁波」という言葉を見聞きした際、眉にツバをつけて見極めるべきポイントとして、次の2つがあります。
ひとつめ。
【前提】電磁波はエネルギーの放射現象であり、字の通り「波」ですので、その波に長短があります。「電磁波」を波長の長いものから順に並べると、呼び名は、電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・ガンマ線、と変わってゆきます。これらが物体に及ぼす影響が全く異なるのは日頃経験的にご存知の通りです。我々が利用する場面が全く違うため、それぞれ別物と思われる方も少なくないかも知れませんが、これらの違いは波長だけであって、全ては「電磁波」です。波長が最長である「電波」の場合、その中でさらに波長(周波数)ごとに特性が異なりますので、どんな電波か、についても気にしておく必要があります。
【結論】「電磁波」というキーワードを振り回してあやしげなことを言いふらす人がいても、その種類(波長)にまで言及してなければ、この人は判らずに言ってるだけか、と聞き流すのが吉です。
ふたつめ。
【前提】放射されたエネルギーの受け取り量は、「逆2乗の法則」に従って減衰します。つまり、発生源からの距離が2倍になれば受け取るエネルギー量は1/4、3倍になれば1/9に減りますし、距離が半分になれば4倍、1/3になれば9倍に増えるということです。電磁波の影響を紹介するインチキ実験では、発生源の至近距離に置いた物体への影響を示してみせるのがお約束ですが、実際の何千メートルという距離まで離しても影響可能な強度で放射されているのか、という点を意識することが大切です。
【結論】「電磁波」というキーワードを振り回してあやしげなことを言いふらす人がいても、その強度について言及していなければ、この人は判らずに言ってるだけか、と聞き流すのが吉です。
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