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>>185492 漁師@三浦半島さん
貴重な資料のご紹介ありがとうございます。
> 簡単に言うと、大きな地震の発生前には大潮(満月や新月)の満潮の時間帯前後に地震が発生しやすくなる傾向があるそうです。
この研究は、
「地震で断層がズレ動いた方向」と「その時、潮汐力が作用した方向(=地震発生時刻の月の位置)」
との関係を調べたものですが、「潮の満ち引き」や「月相」に関しては言及していません。
> 良く、この掲示板でも話題に上る潮の満ち引きや月の月齢ですが、今後は潮汐に左右される地震が集中するエリアは注意が必要と言えるかも知れませんね。
ズレ動く方向があらかじめ解っている断層の場合、一日に二回、月の位置によって地震発生の確率が少し高まる時間帯がある、と解釈すべきではないでしょうか。
なお、太陽の潮汐力は、月の潮汐力の約0.45倍ですので、潮汐力が最も弱くなるのは「太陽〜地球〜月が一直線に並ぶ満月」の時で平均時の約半分、最も強くなるのは「太陽〜月〜地球が一直線に並ぶ新月」の時で平均時の約1.5倍となりますので、確率の高まり具合に月相が多少影響する(新月で一番高くなり、満月で一番低くなる)可能性が推測されます。しかし過去の大地震の発生実績と月相を突き合わせてみたところ、バラツキの範囲であって、特に防災対策レベルを高めたり緩めたり、を連動させる根拠として使えるほどの傾向の違いは見られないようです。
4枚のグラフを並べましたが、いずれもwikipediaの「地震の年表」に以下の基準で抽出された、1901年1月1日〜2012年8月18日の全ての地震を拾っています。
<上の2枚:日本の137件>
日本を震源とする地震で、マグニチュード7.0以上、または最大震度6弱以上、または死者・行方不明者1人以上のもの。
<下の2枚:日本以外の175件>
日本以外の地域を震源とする地震で、マグニチュード8.0以上、またはマグニチュード7.0以上で死者・行方不明者10人以上、または死者・行方不明者100人以上のもの。
<月相>
0=新月
7=上弦
14=満月
21=下弦
(注意:発生時刻や現地時刻との時差を考慮していないため、月相は±1の誤差を含んでいます。両隣と平均して眺めて頂く方が、実際の傾向に近いはず)
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