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NO.94278 漁師@三浦半島さん、
> 先月も来月も発生確率が「同じ」との発言がありましたが、
> 今日と来月では、明らかに来月の方が発生確率は確実に上がっています。
それは「明らか」で「確実」でしょうか。ご指摘の余効変動が関係する地震に対して、私は逆に、以下の理由から、徐々に確率が下がってゆくと考えています。
> 3月11日の東日本大震災後の余効変動(アフタースリップ)が継続していて、通常に考えられる地殻変動の数倍から数十倍のエネルギー(歪)が各方面に影響を与え続けています。
余効変動とは、プレートの沈み込みのようにエネルギーを溜めるものではなく、大地震が放出しきれなかった歪みの残りの放出なのではないでしょうか。Nature誌に掲載された「東北地方太平洋沖地震に関する研究論文」
http:www.gsi.go.jp/cais/topic110620-index.html
の概要には、以下のように書かれています。
「これまでの巨大地震の例では,地震後のプレート間滑りで本震の30%〜100%のエネルギーが解放されたことから,今回の地震の余効滑りも今後同程度のエネルギーを解放すると予想される.
日本海溝沿いでは,プレートの沈み込みにより蓄積されると考えられる歪みが,宮城県沖地震など数十年から百年程度の繰り返しで発生するM7〜8程度の地震では10%〜20%しか解消されないことが謎だったが,今回の地震と余効滑りで350-700年分蓄積したことに相当する歪みを解消したと考えられる.」
余効変動は「非地震性滑り」とも呼ばれるそうですが、それは観測機器の精度上捉えきれないからそうとしか言えないのであって、架空の高精度の機器で捉えれば、余震が一回発生する度に、極めて微小の地殻変動が階段状に生じており、それをある期間ぶん累積したものが余効変動として可視化されているのでは、というのが私の思いつきですが、いかがでしょうか。
> 政府が発生確率が上がっているだろうと注意喚起している断層群の説明。
> www.jishin.go.jp/main/chousa/11sep_chouki/chouki.pdf
こちらは、日を重ねるごとに発生確率が高まってゆく、という内容ではなく、従来算出していた長期発生確率が、3/11を境に高まったものがあるようだ、という内容ですね。
NO.94366 茨城☆さん
> そうですね。必ず起きるとされる大地震は、今日より来月の方が確率は上がりますね。
「XX年周期で発生する地震」については、ご指摘の通り「XX年」を日割り計算した分ずつ、徐々に確率が高まってゆく計算になりますね。1ヶ月単位では、我々の防災行動に反映させるほどの違いではないとは思いますが。。。
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