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この論文が発表された後で、おさらいをしてみました。
b値(小さな地震程数多く発生する論理)の小さな地域と、普通の広い地域とで、潮汐との相関を調べました。
データはUSGSのデータ(M4以上)とJMAのデータ(M1位上)の1964年から2011年2月までを利用しました。
結果
b値の普通の領域では、潮の影響は小さく、ほぼばらけておりました。若干ほんの若干大潮前後が多く、それでも4.9%と誤差の範疇でした。この数値は世界の平均値の5%と一致してます。
b値が少ない領域では、ハッキリ上げ潮の時に偏る結果がでており、満潮の4時〜2時間前に36%前後と集中しています。北海道から九州までの太平洋沿岸のプレート境界の特殊エリアではこの傾向がみられました。
また、この領域では、潮汐力の大きい大潮の満月や新月前後に偏りがみられ、凡そ18%とその他の地域より違いがあるようです。
以上の様に特殊なエリアでは、大潮時の上げ潮の時間帯に偏る様です、これは断層面が一番影響の受ける方向と潮汐力の方向がその条件と一致した結果とみられます。
また、この傾向は周辺で大きな地震が発生するとb値が元に戻ると同時に解消されて、潮による偏りはなくなります。
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