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> 出さん
> この問いの命題は、「確定的事象が不確定的事象の干渉を受ける事により、結果として不確定的事象にならないか?」
(中略)
> 仮に噴火の前兆現象から噴火までの期間を12日間、マグマの上昇速度は一定で、地下15kmから上昇を開始する物と設定した場合、
その前提(概念あるいは設定)自体、存在していません。すでにある何もない空洞の中をマグマが上昇するのではありません。岩盤がみっちり詰まった中で、他よりも弱い部分や、隙間を押し広げられそうな部分を探りながら、「マグマが自分が通る道を作る」という工程は、「確定的事象」ではなく「不確定的事象」です。
つまりこの問いの命題自体「もともと定量的に捉えられない不確定的事象である以上、不確定的事象の干渉をさらに受けようが受けまいが、不確定的事象であることに変わりはなく、定量的に捉えることはできない」という意味のないものです。
ただし、出さんの懸念しておられるようなタイプの地震が発生した場合、定性的に言えば、通常想定されるよりも噴火(マグマの上昇)が加速する可能性はありえると思います。
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