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>>190697 匿名さん
> 信憑性もない軽い発言をしていて、実際に噴火して被災者が出たらどうするの?あなたの、あてにならない書き込みを信じて逃げ遅れた人が多く出たら。知ったかぶりして、なんでもかんでも書き込まない方が、そちらのためにいいかもよ。どこかの地震学者みたいに実刑判決が下されるよ。
> ブ○○トが噴火しないと言ったので、安心して逃げなかったら、噴火のために多くに被災者及び死亡者がでた。こんなになったら、ブ○○トのおじさん、どう責任とるの?
私は以下のように書き込みました。
>> したがって、この地域の有感地震の発生だけをもってして、直ちに富士山噴火を想定するのは早計といえそうです。
この掲示板に集うのは、一般の方々よりも地震や火山への防災に関心の高い方々であるにも関わらず、この文章をそのように早とちりされる方もおられるのは、大変残念なことですが、逆に良い機会でもあります。
あともう数分間だけ、お付き合い願います。
***
「正しく知って、正しく恐れる」という言葉の中には、恐れる必要のないことまで無闇に恐れない、という意味も含まれています。その一つとして「震災クラスの大地震」と「富士山噴火」の発生予測には以下の違いがあるのを理解しておくことが大切です。
【震災クラスの大地震】いつ(10年後か、1年後か、1ヶ月後か、1週間後か、1日後か、1時間後か、1分後か)起きるか、誰にも判らない
【富士山の噴火】今から1ヶ月後以降はいつ起きるか誰にも判らないが、ここ1〜2週間の間には絶対に起きない
富士山の「マグマ溜まり」は地下15km付近にあるだろうと考えられています。
http:www.kazan-g.sakura.ne.jp/J/koukai/04/2.pdf
噴火するためには、この深さから地表までマグマが上昇してくることが必要ですが、それはある日突然、地上に吹き出すものではありません。何日(おそらく何週間)もかけて、地殻の《@岩盤を砕き》、マグマの通り道となる《A隙間を押し広げ》ながらゆっくり上昇してきます。これらの活動は、富士山周辺に設置された高精度の測定機器によって@火山性地震、A地形(傾斜やGPS)などの変化として捉える観測体制が整備されており、その観測データは以下のwebサイトでリアルタイムに公開されています。
http:vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_fuji.html
従って富士山が噴火する場合、事前にこれらの観測データに必ず変化が生じます。これらのデータに一切の変化なしの突然の噴火は絶対にない、ということを知らずに、毎年数回は発生する「山梨県東部・富士五湖」を震源とする地震の報に接する度に「富士山の突然の噴火」に怯えて過ごす、というのは全くナンセンスな話です。
>>190710 匿名さん
> 平成24年度 でしゃばり賞の個人受賞は確定のようですね。目障り、耳障り。
認定ありがとうございます。光栄なことです。
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