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>>188488 電磁パルス◆p7bk9dnVQEさん
情報ありがとうございます。
Twitterで拡散した文章をそのまま再発信いただいたようですが、
> 気象庁によると
(中略)
> だそうです、
という書き方をされると、その内容が全て気象庁の最新発表のように誤解してしまう人が出てくる懸念がありますが、1週間以上前の古い発表内容であることと、気象庁の発表内容は前半まででしかない、という事実は確認されたでしょうか?
善意に基づく情報発信といえども、「いつの情報か」「気象庁の発表内容の一次資料の確認」などを怠った情報の再配信は、デマや混乱を助長する懸念があります。
***
この文章は、気象予報士の資格を持つ静岡県の地方紙の記者が、11/16(金)7:12にTwitter上に
「気象庁によると東海地方のフィリピン海プレート境界の深さ35〜45km付近で短期的ゆっくりすべりが発生中。この発生領域と東海地震の想定震源域を結ぶ浜松春野、浜松佐久間、新城浅谷付近の深さ26〜30km、豊橋付近の深さ25km前後で地震が起きたら要注意。」
と書き込んだ内容が、第三者の善意によって次々にRetweet(拡散)されたものです。
このうち後半は発信者独自の予測であり、気象庁の発表部分は文章の前半までで、その出典は一週間前の古い資料
「東海地域の週間地震活動概況 No.45」(2012年11月2日〜11月8日)
http:www.seisvol.kishou.go.jp/eq/gaikyo/tokai20121109_45.pdf
から抜き出されたものです。一方この資料の最新版
「東海地域の週間地震活動概況 No.46」(2012年11月9日〜11月15日)
http:www.seisvol.kishou.go.jp/eq/gaikyo/tokai20121116_46.pdf
では「目立った活動はなかった」、つまり「短期的ゆっくりすべり」はすでにおさまったことが発表されており、当然、地方紙の記者氏もその事実をTwitterに投稿していますが、そういう地味な更新情報はネット上には拡散されず、センセーショナルな古い部分だけが独り歩きしてネット上を拡散し続けているのが実態です。
また、添付いただいた図は気象庁の資料ではなく、内閣府が公開した
「平成24年版 防災白書」の中の
図表1-2-7 南海トラフの巨大地震の新たな想定震源断層域
http:www.bousai.go.jp/hakusho/h24/bousai2012/html/zuhyo/zuhyo01_02_07.htm
ですので、今回の発表とは直接関係がありません。
***
なお、
> 最近フィリピン海プレートも活発に活動するようになって来てるので、
という前提の是非はさておき
> いつ巨大地震が来ても大丈夫なように心構えは忘れずに。
という結論には同意です。
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