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立ち位置が違うと「地震予測」という言葉が持つ意味が変わります。
気象庁では、公的な立場からの発表という責任があるため、いつ、どこで、どれくらいの大きさの地震が起こるかを正確に予測しないと、地震予測とは認めません。
現段階での地震予測、予知は途上段階です。
完全な予測ができないがために、それを承知で予測への道を模索するために前兆をここに記載し、データとして残しているのだと私は思っています。
まず、どの前兆がどういうアルゴリズムでその前兆を引き起こしているのかを正しく理解することが大事だと感じています。
よくTVの不具合や、携帯電話が通じないとかありますが、これを家電製品全般の不具合まで前兆とするケースは誤りです。
様々な前兆がありますが、元をたどると大きな枠に分かれます。
■太陽フレアによる予兆の派生
太陽フレアの爆発により、地球に時期嵐が襲います。
この影響で電波系を扱う機器類に不具合を生じさせます。
TVやラジオのノイズ、携帯電話が繋がらない等
また、大気重力波は個人的にはここからの派生と考えていますが、研究者の方々によって認識が異なります。
Haarpモニターというのは、この観測するためのものです。
■地磁気の乱れによる予兆の派生
地殻が変動し、地表の地磁気が乱れます。
この影響で、方位感覚が狂い、クジラや大量の魚が打ち上げられたなどがそれに当たります。
また、動物の異常行動もここが原因の可能性があります。
地震エコーも恐らくここのカテゴリーではないかと思われます。
■ラドンの放出
地殻のひび割れにより、地殻から地表へラドンが放出されます。
このラドンが大気中でイオン化するために、大気イオン濃度が上昇したり、大気中の光に影響を与え、色関係の一部の前兆などがここに当たります。
e-Piscoはこの説により大気イオン濃度を観測しています。
■地震雲
これは、上記の太陽フレアの影響で、大気重力波が発生し、雲に影響を与えているのか、地殻の軋轢によって電磁波が発生し、大気中の雲の形状に影響を与えているのかは不明です。
どちらにしても、地震雲自体が2次、または3次現象です。
以下2つは、予測というより、実際に地震が起こってから地表に振動が伝わるまでのタイムラグを利用して警報を出す仕組みです。
■地殻すべり
これは気象庁が行っている唯一地震予測として認めているものです。
実際に地殻に機器を設置し、実際に地殻が滑ったら地震が起こるとして警報を出す仕組みです。
現在は東海地震のみの予測方法となっています。
※厳密には地震予測ではないですが。
■縦波検知
地震は最初に縦波(P波)が起こり、次に横波(S波)が起きます。
P波を検知したら地震速報のシステムが起動します。
他にもカテゴリがあるかもしれません。
地震予測に関する事項は、ない、ともいえますし、ある、ともいえます。
現段階で確立されていない以上、それは地震前兆とはいえない、と言えてしまうし、統計上可能性がある事象は地震前兆である、ともいえます。
言葉遊びですね。
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