Re^3: あやしい… (-)

鳶職さん

> セオリー通りマニュアル通りにしか動けない＆考えらんない偏屈者です!!
> しかも、それを他、多人数に押し付ける自己満コピペ野郎。
>
> 頭の柔軟性は必要!!
> 災害にマニュアルは不要品!!
> 一例で有るセオリーを片隅に置きつつ柔軟な頭で考える事が大切!!
> 可能性を信じて防衛策と防災意識を高めんのが大事!!

なにか勘違いをしておられるようですが、鳶職さんの発想の中には「予知精度を向上させるためには、何をしなければならないか」という大事なテーマが欠落しています。おっしゃる考え方ですと「24時間365日警報出続け」という無意味な結果しか得られませんよ。

気象衛星写真が地震予知手段として使える可能性を推したいのであれば、

・過去の災害級の地震の前には「地震性と思われる気になる雲」は出ていたか
・過去「地震性と思われる気になる雲」が出た後、不発だったことはないか

の観点から、過去の災害級の地震にどの程度あてはまったのか、という実績を突き合わせてみればすむことです。

幸い、この予知手段（仮説）の場合は、過去事例に立ち戻って検証できる材料が揃っているにもかかわらず、それをしようともせずに、何の根拠なしに、玉石混交でありとあらゆる可能性に同じ重みをつけて取り扱おうという姿勢は「１＋１＝２とは限らない。０だったり３だったりするかもしれない」とちゃぶ台をひっくり返しているのと同じ事です。

■過去３年分の衛星画像
http:tenki.jp/past/
24時間分の動きを動画として閲覧可能

■過去３年分の災害級の地震
http:ja.wikipedia.org/wiki/地震の年表_(日本)
より「日本を震源とする地震で、マグニチュード7.0以上、または最大震度6弱以上、または死者・行方不明者1人以上のもの」の全て

2008年
9月11日 十勝沖で地震 - M 7.1
2009年
8月11日 駿河湾で地震 - M 6.5
2010年
2月27日 沖縄本島近海で地震 - M 7.2（Mw 7.0）
11月30日 小笠原諸島西方沖で地震 - M 7.1
12月22日 父島近海で地震 - M 7.4
2011年
3月9日 三陸沖で地震 - M 7.3。
3月11日14時46分頃 東北地方太平洋沖地震（東日本大震災） - Mw 9.0（M 8.4、日本の地震観測史上最大）
同日15時8分頃 岩手県沖で地震 - M 7.4
同日15時15分頃 茨城県沖で地震 - Mw 7.7（M 7.4）
同日15時25分頃 三陸沖で地震 - M 7.5
3月12日3時59分頃 長野県北部で地震 - M 6.7
同日4時31分頃 長野県北部で地震 - M 5.9
同日5時42分頃 長野県北部で地震 - M 5.3
3月15日 静岡県東部で地震 - M 6.4
4月7日 宮城県沖で地震 - M 7.1
4月11日 福島県浜通りで地震 - M 7.0（Mw 6.6）
4月12日 福島県中通りで地震 - M 6.4

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