Re: ありがとうございます！ (-)

斬さん、コメントありがとうございます。

まず最初に、大切な方のご両親が被害を受けられたとのこと、お見舞い申し上げます。

> しかし、「だから地震は起きません」とは誰にも言えないですよね？ あくまでも全て自然が起こしている事象です。あるとも言えなければ ないとも言えない事が事実ではないでしょうか？

はい。その通りです。上の私の返信でも、最末尾に同じ見解を書き込んでいます。

> ですからどんな僅かな異変も警戒に値すると想い投稿させて頂きました。
（中略）
> それが、結果として不安を煽る形になってしまっているのであれば謝ります。申し訳ありません。

以前から斬さんの投稿を拝見していますが、地震の被害の減少に対して、善意で真剣に取り組んでおられることを承知しておりました。ですので、長文になりますが、僭越ながら私の見解を改めて申し上げます。

善意で取り組んでおられる方にこのようなことを申し上げるのは大変心苦しくはありますが、地震に対して恐怖を感じておられる方々に本当に必要なのことは「正しく知って正しく恐れること」だと考えています。

「どんな僅かな異変も警戒に値する」とする考え方はこの掲示板では多数ですね。しかし、実際のところ、これらの異変のうち、実際に地震前兆であると確認された事例はひとつもなく、これらの異変が報告された後に大地震が発生しなかった実績のほうが多く「オオカミ少年」になりつつあるのが実態です。

最も確実な「念には念を、備えあれば憂いなし」の具現化手段は、地震ない国への移住ですが、現実的には、いま住んでいる場所で働きながら日常生活を送る必要がありますので、この中でどのような防災対策を実践するかが重要です。

> 少しでも多くの方々が少しでも警戒心を強めていただければ本望です。

私からの提案は、何度か紹介しましたが、図の�@を怠らないことです。特に3.11後の今は、もう少しレベルを上げた�Aにしておけば、さらに安心できるでしょう。ここまでは、大きな負担なしに日常生活と両立しながら継続できるはずです。そして、地震前兆の報告に振り回されて警戒レベルを上げたり下げたりする、つまり�Bの

・日頃やっていない○○をやる
・日頃やっている△△をやめる
・予定していた□□をやめる

など、非日常的な行為を想定しないことです。これらは、将来、地震前兆による実用的な地震予知が可能になるまでは想定しないでおくべきだと思います。現在の予知技術では、�Bを発動すべきなのは、気象庁が発表する東海地震の予知情報のみです。

実用的な地震予知が実現していないにも関わらず、本来必要のない�Bの心配に気を病んだり、ストレスを溜め込む被害者と思しき方々をこの掲示板でたまに見かける度に、心が痛みます。

> また何かありましたら よろしくお願いいたします。

こちらこそよろしくお願いいたします。斬さんも、もし�Bの発動に使えそうな実用的な予知手段が見つかるかどうか、ぜひチャレンジしてみてください。

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