Re: 栃木県北部 - ２０１２年１２月地震前兆掲示板

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Re: 栃木県北部 (-)

NO.195396 Bright-Door◆r/5DVWQEdE 2012/12/18 Tue 01:00　編集【スレッド表示】

せっかく、これにて終了宣言をして頂いた後で恐縮ですが、きちんと回答を差し上げておくべきコメントを下さった方がいらっしゃったのを見落としておりましたので、お許しください。

>>195236 匿名さん

> 否定も肯定もしない人の書き込みなら、普通の人なら「なんとも言えませんね、数日ほど様子を見てみたらどうでしょうか？」というのではないのでしょうか？

「普通の人なら」というのは、あいまいな感覚であり、「私なら」程度の意味合いしか持たないことも少なくありません。それはさておき、数日様子を見たとしましょう。問題はその後です。

①数日待った後、近畿地方で地震があった場合
②数日待った後、近畿地方で地震が起きなかった場合

の２通りとなるわけですが、もし①なら「栃木県北部の地震は、近畿地方の前兆説」確定で、もし②ならその説は没、なのでしょうか？ただ１回の事例だけで関連の有無の答えが出た、と判断してよいのでしょうか？

２つの出来事の間の関連の有無は、何度も繰り返した結果を全て拾った中からようやくおぼろげに見えてくるものです。「栃木県北部の地震は、近畿地方の前兆」説の真偽を知りたいのであれば、「これからの１回」を待つよりも、「何度も繰り返された過去の実績」をひもといた方が、はるかに手軽であり、時間もかかりませんし、事例の回数を稼ぐこともできます。

> ブライトさんの書き込みでは、「いつもの地震ですよ」と、今後起きるかもしれない大地震を否定していますよね。（大地震とは、あくまでも実際に起きた場合の仮定です。）

そう勘違いされる方は非常に多いです。

今後起きるかもしれない大地震に対して、私はいつ起きるかは誰にも判らない、ということを常々申し上げていますし、逆に「大地震が発生する心配はない」といったことはただの一度たりとも申し上げたことはありません。

ひとり歩きした「心配ない」というキーワードだけが誤解の元となっていますが、私が申し上げているのは「その現象を目撃したことによって、大地震の発生確率が平常時と比べて高くなった、という実績がきちんと示されたことは過去に一度もない」という意味です。この違いをどうにかご理解いただけないでしょうか。

> 肯定も否定もしていないと言うけど、否定しているようですけどね。

ほぼ全ての「ある現象とその後の地震の関係」について、現時点でいえることは、都市伝説やウワサ話、雨女や晴れ男と同じ、《ジンクス程度》であるということです。「今まできちんと調べられたことが一度もない」という事実をお伝えする行為は、知らないうちに勝手に（＋）側に偏っていた針を、いったんクリアして（０）の位置に戻そう、という提案の意味を持ちます。

（＋）の位置を支持する方々の立場から見れば、（０）の位置に戻されるような提案は、（ー）の力を押しつけられるのと同じことですから、「否定された」と感じられるのは当然のことです。

しかし、冷静に思い出してみてください。ご自分が（＋）を支持するに至った根拠はどこにあったかを。実は根拠はどこにもなく、情報ともウワサ話とも区別のつかない曖昧なモノを繰り返し見聞きするうちに、擦り込み効果によって、なんとなく信じこんできただけではなかったでしょうか。

そういった根拠のない擦り込みや思い込みを一旦クリアして、公正中立の（０）の立ち位置から改めてスタートしなおし、納得の上で肯定できるような、きちんとした材料を見つかれば、そのとき初めて針を（＋）側に動かす、といった冷静で論理的な思考をおすすめしています。