Re: 質問 (-)

>>193231 むーさん

> ↑それはあくまで表現の問題で、

「前震」「本震」「余震」という概念は、メカニズムによって分類されるのではなく、ある一定範囲の震源域で、一定期間内に起きた地震の「規模」と「タイミング」だけでの単純な比較で割り当てる相対的な表現そのものです。

> 地震のメカニズム考えると本震のきっかけになるのが「前震」で、本震により誘発されるのが「余震」なのでは？

一連の地震活動が落ち着いた後で振り返った時、結果論として後付けで当てはめるとおっしゃる通りですが、「前震」「本震」「余震」それぞれに特有の揺れ方や発生メカニズムがあるわけではありませんので、発生時点で

「これは本震だろうか？後に来るさらに大きな地震の前震だろうか？」
「これは311の余震だろうか？後に来るさらに大きな地震の前震だろうか？」

の判断は不可能です。

> この間の地震は震災の震源域とプレート境界線の逆で起こったので「余震」と判断されたのでは？

「余震」との判断は《暫定的》なものであり、その理由は、「震災の震源域」で「震災時よりも小規模」だったからです。

もし仮に、金曜夜の地震が3.11よりも大規模だったとすれば「3.11は12.7の前震だった」となったかもしれませんし、別の仮として、今後xx月xx日に、金曜夜の震源近くでさらに大規模な地震が起きれば「12.7はxx.xxの前震だった」となるかもしれません。

いずれにしても、相対的な言葉の表現だけのことですから、我々が抱くべき防災意識上の本質としては>>193305 匿名さんが「本震だろうが余震だろうが、被害が出なければいいんです。」とおっしゃる通りです。