Re^2: 微震頻繁 - ２０１２年１１月地震前兆掲示板

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Re^2: 微震頻繁 (-)

NO.188106 漁師@三浦半島 2012/11/15 Thu 17:56　編集【スレッド表示】

> のが実態です。仮に、おっしゃるような傾向があるなら、地震予知はもっと簡単に実用化できるはずですね。

M6.5を超える大きな地震の前には、前震(前兆的な地震)を伴うケースと伴わない
ケースがあるようです。

前震を伴う例としては、太平洋プレートや相模トラフなどや新潟、鳥取などの地
震。
最近では、
2011年3月11日の年東北地方太平洋沖地震の場合、2日前の3月9日M7.3の前震の後
からM5～M6クラスが頻発した。
2008年5月8日茨城沖地震M7の場合、4日前からM4からM5の地震が頻発して、その
後当日M6クラスが2回起きた後に本震が来た例。
2004年10月23日新潟中越地震　空白領域にいきなりM4.3震度3の地震が9月7日発
生、その後M1.5～M3クラスの地震がぽつぽつ起きた。
2000年10月6日鳥取西部地震　長い期間群発地震の末にM7.3の地震が発生した例
(群発地震は1989年、1990年、1997年に長く続いた)
そのた、宮城県北部地震なども地震が頻発した後に来た例です。
古くは、1923年の関東大震災の場合、半年前にM7.1の地震が茨城沖であり、その
後房総半島から茨城県で有感地震が頻発して本震が来た。前震活動が目立つ例。

逆に周辺のエリアで地震が減るケース
2003年十勝沖地震のケースでは、3年前位から固着領域周辺で極端に地震が減り
空白エリアが出来上がっていた。地震発生3時間前に空白エリア内でM2.4のごく
小さな前震があり(当然無感地震)その後、本震が発生。いきなりくる代表例です
ね。

いきなりくる例
2005年3月20日　福岡県西方沖地震M7.0　九州北部の地震はいきなり来る例です
ね。
兵庫県南部地震の場合、前日にM3.3震度1の地震がありその他3回の前震があった
そうですが、頻発するまでもなくいきなり本震が来た例ですね。

有感地震にならない前震現象もある。最近よく用いられるスロースリップに伴う
深部低周波地震も前震の一種とも言える。
これは、有感地震の前震が無くいきなりくる東海沖、東南海、南海など固着率の
高い海溝型プレート地震で見られる。

以上の様に日本列島の大きな地震は様々な前兆を伴うので、どれがこうとは言えないですね。
但し、今まで一度も前震だからもっと大きな地震に注意しろって、本震を予告または警戒通告が出された例は一度もない(気象庁頑張れ)。