Re: ３月２６日の報道発表 (-)

東海、西日本の深部低周波微動はHi-netで観測が記録されるようになった2003年から断続的に起きていることが確認されています。Hi-netのHPで見ることができます。

http:スラスラwww.hinet.bosai.go.jp/research_result/web_tremor/

これはフィリピン海プレートの潜り込みが進行していると考えられますが、固着域（アスペリティ）が何時限界に達するかは謎です。

３月２６日の東海地震定例判定会では、次のように述べられています。

地殻変動の状況
　全般的に注目すべき特別な変化は観測されていません。
　ＧＰＳ観測及び水準測量の結果では、御前崎の長期的な沈降傾向は継続しています。更に、傾斜計、ひずみ計等の観測結果を含めて総合的に判断すると、東海地震の想定震源域及びその周辺におけるフィリピン海プレートと陸のプレートとの固着状況の特段の変化を示すようなデータは、現在のところ得られていません。

中略

　また、ＧＰＳ観測の結果によると、「平成23年（2011年）東北地方太平洋沖地震」による余効変動が、小さくなりつつありますが東海地域においてもみられています。