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南海トラフの巨大地震についての基本的な考え方として『東南海と東海は1くくりの地震と扱うべき』です。
歴史的に見れば東南海の方が変り種です。
南海トラフの巨大地震を東南海+東海と南海との二つの地震と考える場合、その震源破壊の開始点は和歌山県の潮岬沖となります。
これは昭和の東南海、南海地震の地震解析の結果判明している事です。
そして潮岬東側の地震が南海よりも先に起きるのも過去の例から判明している条件です。
先に起きる東側の地震がM8.0程度かそれを下回ると南海発生までに数ヶ月〜数年の時間差があります。
逆にM8.2程度かそれよりも大きくなると南海地震まで数時間〜数日の余裕しかありません。
M8.5以上だと南海地震も同時に起きたと考えて良いと思われます。
これも歴代の地震達を学者さん達が解析した結果から導き出した法則です。
そして、南海トラフ巨大地震の御前崎から西側の震源では約100〜110年の間隔で繰り返し地震が発生しており、その内の3回〜5回に1回の頻度で駿河湾内まで震源が及ぶ事がわかっており前回から60年程度の現時点での発生は低いという事です。
あと30年〜40年は最低でも余裕はあると見ても間違いでは無いと思います。
そして駿河湾内まで震源が及んだ最新事例は1854年の安政東海地震です。
その前は1498年明応地震と考えられています。
その観点で見ると駿河湾内まで震源域が及ぶ東海地震は100年以上は先になる可能性があります。
富士山に関してですが宝永の噴火は、かなりの特殊事例だと見られていますが、火山と地震が無関係ではありません。
火山活動がプレート境界に影響を与えて巨大地震を起こすとは火山の性質上考えられませんが、プレート境界の巨大地震が火山に影響を与えるのは火山やマグマの形成理由を考えれば簡単に想像の付く事です。
しかし、火山活動と地震はある程度の関連性程度の関係でしかなく、無関係な火山活動もあります。
仮に因果があるとしても火山や地震は人間の時間スケールとは離れた時間スケールで活動していますから一般人が、その関連に気付かないケース(巨大地震から50年〜100年後の噴火なんていうケース、むしろそういう事の方が多い)がほとんどだと思います。
でも富士山の活動は、そんなに遠い将来では無いと思います。
大規模な活動なのか小規模で済むのかはわかりませんが。
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