発光現象について (-)

つくば市にある工業技術院地質調査所（現　産業技術総合研究所）の地質標本館の展示物で、スイッチを押すと岩石が圧縮されて、破砕された瞬間に発光し、電流計の針が大きく振れるというものがあったように思います。今でも展示されているのか、また記憶が正確でないかもしれませんが...。

地中電流により地下の生物、例えば、ミミズやモグラなどは居たたまれず、地上に出てきてしまうのではと思います。昨夏も蝉の鳴き声が聞こえないなどの報告が多々見られました。昆虫学者は地震とは関係のない説明をしていましたが...。

その時は、公的な研究機関が地震の前兆現象を認めているようで面白く経験させていただきました。変動する電流は電磁波を誘導します。電磁波に基づく地震の予知にもそれなりの根拠はあると思います。

ただ難しいことは、大地震が起きた後に振り返ると種々の前兆現象があったことが認知されますが、前兆現象が見られても必ずしも大地震が起きるとは限らないことだと思います。

私たちに出来ることとして、地震の被害を最小限にする努力・備えは必要と思います。

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