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> 地震発生前には(中略)月が赤く見えるのです
《超低空の赤い月》が、地震前兆によって生じる可能性は否定できませんが、現在報告されているような精度の観測データであれば「予知手段としての実用性」はありません。
赤い月を地震前兆に結びつけた仮説が存在するのは事実です。赤みの原因となる「レイリー散乱」を生む微粒子(=空気の汚れ物質)が地震前兆によって地中から吹き出すためという仮説ですが、そもそもその微粒子の量はもともと気象条件や人間の活動によって大きく変動します。
地震予知として実用化するためには、地震前兆成分と通常成分を分離する必要がありますが、現実的にそれはほぼ不可能だと思いますし、仮に分離できるのであれば、わざわざ赤い月を通して見る必要はなく、分離できた時点で検出に成功していることになります。
なお、超低空ではなく、本来なら赤みが抜けるはずの充分な高さにあって赤いのであれば、それは異常な現象と言えますが、それにしても、その原因を地震前兆だけに限定するのではなく、複数の原因を想定して、それぞれの場合について検討してみる必要があります。
肯定的に言い直せば、以下の欠陥を改善した測定方法であれば「赤い月」から意味のあるデータが得られる可能性はあります。
・「既存の赤み成分の振れ幅」と「地震前兆による赤み成分」を混合したままの測定
・月の高度の無視
・「赤さ」について、色見本との照合や数値、撮影でなく、見た目の感覚的な測定
> 前出の池谷氏によると、
オジギソウ、時計、ハムスターが電磁波に反応した、とされる池谷氏の実験映像がここに公開されています。
http:motoji-ikeya.jpn.cx/index.html
これだけ至近距離から高出力を浴びせれば、何らかの反応があるのは当然のことです。
問題は、深さ何十キロという地下の岩盤の活動で発せられた電磁波パルスが、地上までたどり着いた時にはどれだけ減衰しているか、減衰した電磁波に家電異常や生体反応を起こし得るエネルギーが残っているのか、こそが最も大切なポイントのはずなのですが、私が所有しているこの池谷氏の著作には、そこが書いてありませんでした。
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