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津波警報の改善来年中に開始
東日本大震災を受け、気象庁の有識者検討会が見直しを進めている津波警報発表基準の改善案が固まったそうです。
改善後は大震災の被害調査を基に、8段階だった津波予想高の区分を5段階に簡素化し、マグニチュード8を超える巨大地震では予想高を示さず、「巨大な津波のおそれ」などと発表することになるようです。
気象庁は東日本大震災(M9.0)の発生当初、地震計が振り切れたことから規模をM7.9と過小評価し、津波の予想高も過小に発表したことを踏まえ、本改善案ではM8超の地震が発生して過小評価の恐れがある場合には大津波警報の第一報で津波の予想高を「巨大」、津波警報や注意報では「精査中」と表現することになります。
「その高さなら大丈夫」と思わせないよう、予想高をあえて伝えず、避難を呼びかけ、地震の規模についても「8を超える巨大なもの」と速報することになるようです。
予想高を発表する場合の区分も改定し、5段階に変更。
大震災の被害調査では、津波が3メートルを超えると住宅が流失し始め、5〜6メートルで被害が急増することなどが判明したため、発表する高さは1メートル、3メートル、5メートル、10メートル、10メートル以上とし、被害を想定しやすくする。
なお
1メートルの場合は津波注意報
3メートルは津波警報
5メートル以上は大津波警報とする。
さらに津波の到達予想時刻が過ぎた場合について、「すでに津波到達と推測」と発表していたが、「津波到達中と推測」に変更し、最大波が過ぎ去ったと誤解されることを防ぐなど、発表する情報の表現方法も、大幅に見直すことになりそうです。
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