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マイケル・ペットフードさん
> 本当に可能なのでしょうか?
現在実用化されている予知技術は「□□《どこで》を震源とするマグニチュード▽▽クラス《どの程度》の地震が○○までに《いつまでの間に》発生する確率は約△△パーセントと推測される」までです。
> どこまで信頼出来るものなのかは、
> 神様でない限りは不可能だと思うのです。
あくまでも確率ですから、確率10%と言ってて来ることもありますし、90%と言ってて来ないこともあります。異なる地域どうしで長い期間で比べてみたとき、確率が低い地域よりは高い地域の方が来やすい、という程度の意味しかありません。
> 巨大地震を予測するのは不可能だと思っています。
長期的予測と、短期的予測とに分けて考えてみてはいかがでしょうか。
■長期的な予測:考古学的手法によって、冒頭に書いたような予測が全国をカバーしています。
http:www.j-shis.bosai.go.jp/
■短期的予測:東海地震についてのみ可能性が期待されています。
http:www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq24.html
> 単なる自己顕示欲から、
> 予測をしている専門家がいるようにさえ思えてなりません。
民間による地震予知とされる諸説については、ご指摘の通りだと思います。
> 競馬や株価の予測のレベル程度ではないかと、思っています。
いえ、それ以下でしょう。予測の実用化へのプロセスを前半後半に分けると「データ収集分析」と「実践応用」の2段階となります。前半の「データ収集分析」では、既存の統計学が完成形を成しており、その手法でデータをきっちり処理する必要があります。競馬や株価の場合、ここはある程度充実していますが、予測が成功しないのは後半の「実践応用」に様々な想定外の要因が影響するためです。一方、民間の地震予知の場合、すでに前半の「データ収集分析」でデタラメをやってしまっているニセ研究者が少なくありません。
被災地よりさん、
> 事が起きてからでは遅すぎるから、予測をたてるんでないでしょうかね
> 災害を少しでもおさえたい気持ちから、予測をたてるんでしょう。
予測する目的は、おっしゃるとおりです。ただ、それを実現する技術がまだ存在しないのが実情であり、今ネットでバラまかれているモロモロの「予知」情報の根拠は、占い程度のものでしかありません。少なくとも「今週よりも来週の方が危ない」といった、現在よりも未来の方が大地震の発生の確率が高くなる、といった予知技術は実現していませんので、このような情報に振り回されすぎないことが大切です。
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