Re^2: 前兆関係ないけど・・・ (-)

>>104805 マジやんさん

> 自然の事を完全に可能性がゼロと断言出来ますか？

自然科学において、ひとつの現象がもうひとつの現象の予知として使えるかどうかを解明する順序は、

�@二つの現象の間には、関連なし、を出発点とする。
�A関連あり、との仮説を立てる。
�B仮説を裏付ける事実（データ）を集めて、本当にその傾向や関連があるか確かめる。
�C実際に予知してみて実用性を確認する。

となりますが、今のところ、民間の地震予知技術は、�Aまでであって、�Bにたどりつけたケースはただのひとつもありません。�Bや�Cにたどりつける可能性はない、というのは誤った先入観による否定であって排除すべきですが、現状、全ての「民間予知手法」は実用性が一切不明、なのが実態です。

> 小さな異常変化を見て気付いた人の意見は大事な参考だと思う

という考えに過剰に支配され、本来必要のない情報収集にとらわれ、本来必要のない恐怖に精神を蝕まれた方、をこの掲示板で何度も見かけました。

> 突然にも災害が来ても予習的な知識が有る分 助かり＋大切な人も守る事が出来ると思いますが？

実用性のない現状ですが「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」の言葉通り、毎日予知し続けていれば、そのうち必ず「的中した」かのような錯覚を覚える巡り合わせの日が来ます。これによって助かる人は、ある一定の確率で生じますが、これは偶然の賜物でしかありません。

> 犠牲者を減らしたいと言う気持ち＆今後の災害を何とかしたい本気の思い

人が人を救い、人と人が助け合う善意というのは非常に大切なことですが、善意であるから信憑性の検証は不要、というのは、話がすり替わっています。有事の際の「デマの蔓延」は二次災害のひとつといえますが、これは「集団パニック」とこのような「思考停止状態」のペアで発生するものです。

「正しく知って正しく恐れる」ことが大切です。

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*：よく「関連ない、というならそれを示せ」と言う方がおられますが、注意すべきは、このプロセスの中に「関連のない事を示す」は含まれません。なぜなら、「ツチノコが存在しないことを証明する」ことが不可能なのと同じで、無限に調べる事は不可能だからです。

「関連がある」ことをただ思いつきだけで発信したり、たまたま当てはまった事例だけ選り好みするのではなく、丹念かつ丁寧に調べ上げることが唯一の方法です。

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