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J-CAST 2011年7月26日(火)12時55分配信
東日本大震災以降、地震の起きる確率が高まったとされる活断層が政府から発表されているが、そのなかで「都心にもっとも近い」のが立川断層。わりと人口密度が高い地域の下を走っている箇所もあるこの断層が動けば、最大震度7、死者6000人超の被害が想定されているという。
さらに、この地震には知られざる危険もあるという。防災評論家の大山輝氏によると、奥多摩の小河内ダムが決壊するおそれがある。「ダム決壊っていうのも、あるんですねえ」と、番組司会の羽鳥慎一も少々、意外な様子である。
東京大田区も水没
小河内ダムは1957年に完成。高さ150m、2億トン近い貯水量がある巨大ダムだ。満水時にダムが決壊すると、「濁流が多摩川の源流に近い渓谷を一気に流れ下って」いき、東京大田区でも、腰の高さまで水が来るという。
一方、ダムを管理する東京都水道局は番組の取材に対して、2005年以降、ダムの耐震対策を行っており、あらゆる大規模地震に対応できると回答したという。
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