指定のスレッドに対する投稿を表示しています。
先日投稿しましたe-PISCO兵庫川西測定点ですが、26日も乱れています。
また、どなたかが投稿されていました「くるかもメール」の臨時予知情報に印南(和歌山)周辺の危険情報も載ってます。
ついに関西〜紀伊水道沖がどっかーーーんと来るのでしょうか....
過去のデータなどからこの様な波形の後、どのような前例があったかなど教えて頂けると参考になります。もしありましたら教えて下さい。よろしくお願いします。
異常なのはe-piscoだけではありません。広島県南部のラドン濃度も同期して異常が続いているそうですし、他の異変も見られるようですから、気を引き締めておいた方が良いみたいですよ。
公開している情報から観る限り、イオン濃度が「実用的な地震予知に使える」と言える段階にはまだまだたどり着けていない、とみるべきだと思います。その理由は以下の通りです。
「地震前に大気イオンが発生するメカニズム(仮説)」が、その団体のWEBサイトに紹介されていますので、まずはここから見てみましょう。
http:スラスラwww.e-pisco.jp/r_intro/ion/intro_i1.html
ステップ1〜5(前兆段階の微細な亀裂から放出したラドンが巡り巡って異常な大気イオン濃度として測定される)は可能性としてありえるかもしれませんが「地震本番(ステップ6)で大規模な破壊が発生した後、さらに大きな異常値が測定されるはずなのに、それがない」という矛盾がこの仮説の最大の弱点です。
> 過去のデータなどからこの様な波形の後、どのような前例があったかなど教えて頂けると参考になります。もしありましたら教えて下さい。よろしくお願いします。
というご質問への答えとして、同サイトで公開されているプレスリリース(2007/7/31)
http:スラスラwww.e-pisco.jp/npo/pr/pr070731.pdf
には、2007/16の新潟県上中越沖地震の予知に成功した、とする事例(P2)と、2000年からの前兆捕捉の主な成功事例14件(P3)が公開されていました。
彼らの仮説に従うならば、イオン濃度値は震央距離に応じて薄まってゆくはずですが、P2からは震央距離と濃度値(と、さらに言えば先行時間)との関連が見えてきません。
P3からは「M4.7最大震度3」という軽微なものまで含まれていることと、「地震前時間」について、数時間前〜100日以上前というのとらえどころのない幅広さを含めてしまっていることがうかがえます。
また、3/11のM9.0の地震を予知できなかった旨の見解
http:スラスラwww.e-pisco.jp/r_ion/attention/110408.html
を見ても、やはりこの手法にはまだ(というべきか、結局のところというべきか)「実用性」がない、と解釈すべきではないでしょうか。
…とはいえ、今後当面は「前兆では?」といわれる現象報告の有無にかかわらず、余震や誘発と考えられる大地震に対する備えを解けない時期がしばらく続きますので、安心です、と言ってる訳ではありません。
この状態で、Xクラスの太陽フレアと電磁波の乱れで満月または新月の前後数日間が重なると大型地震の可能性は十分ありますね。
数ヶ月は、東海・相模・関東は警戒したほうが良いでしょうね。
> 数ヶ月は、東海・相模・関東は警戒したほうが良いでしょうね。
はい、その点は私も同じ見解で、3/11以前よりも防災意識のレベルを少し上げた状態を当面の間、維持すべきと思います。ただし、
> 満月または新月の前後数日間が重なると大型地震の可能性は十分ありますね。
については、過去の大地震と月齢の関係を確認してみたところ、両者の関連は窺えませんでしたので、防災意識レベルを月齢に連動させて高めたり緩めたりする必然性はなさそうです。
関連する投稿記事をツリー表示しています。
リンクをクリックすると、該当する記事へ移動します。
地震前兆掲示板は地震の前兆現象とされるあらゆる現象について投稿する掲示板です。
地震予知に役立てられるよう地震前兆の情報が集まるBBSを目指しています!
地震雲に関しては
こちらをご利用ください。