Re: みなさん (-)

何日か先の日付が指定された地震予知／予測を見聞きしたら、一切無視する勇気と判断力を持っておくのが賢明です。

（逆に言えば、その予知は「Xデーよりも今日の方が安全」という意味でもあり、これは非常に無責任で危険な話です）

巷にあふれる前兆とされる現象はいずれも実用レベルに達した物はなく、占いやジンクス程度のものであるため、その目撃報告を見聞きする度に警戒レベルを上げたり下げたり、行動パターンを変化させる行為には、今のところ合理的な根拠はないばかりか、逆に精神的疲労や不安感の増長といった問題が伴います。

ある程度規模の大きな余震や誘発と考えられる地震について、今確実に言えることは、その発生確率は「今日」や「明日」「明後日」といった短期間で見れば、いつも同じということです。

少し長い目で見れば、「今週」よりも「来週」、「今月」よりも「来月」、「来月」よりも「再来月」のほうが、少しずつ発生確率はさがってゆきます。

今後当面の間、大きな余震、あるいは過去に例のなかった「誘発と考えられる地震」に対する警戒が必要な時期が続くと考えられています。

我々が日常生活を送りながらこの困難な時期を克服するには、日常生活に支障のない範囲、つまり、自分に負担をかけ過ぎずに継続可能な範囲で、これまで以上に防災意識を一段階高めた状態を上げ下げせずに一定にキープし続けることが大切です。

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