Re: 先ほどの茨城南部の地震 (-)

> 東日本大地震の余震ではないそうですね！
> 怖い…

M9.0という、日本の地震学者がこれまで経験したことのない超巨大地震の発生直後である現在、ある程度の規模の地震が起きた時、我々がそれを余震かそうでないか、を口にすることは、実はあまり意味がないことなのかも知れません。

従来、本震の震源域で発生した地震を余震と呼びますが、今回はそれを「狭義の余震」と捉える一方で、

3/12 03:59 長野県北部M6.7
3/12 04:47 秋田県沖M6.4
3/15 22:31 静岡県東部M6.4

など、M9.0の震源から遠く離れた場所で、誘発の可能性が考えられる地震について「広義の余震」と捉える考え方もあります。

「広義の余震」に着眼すると、今回大きく動いた南北500kmの断層面の西側である「内陸部」、「北方延長」と「南方延長」が要注意、といえます。

特に、南方延長である「房総沖」は、長い間、大きな地震を起こしていないため、ここ半年から１年の間はこの海域での「誘発」について充分警戒する必要がある、との見方があります。

本件に関する詳細は、防災科学技術研究所の岡田義光理事長の以下のレポートを参照ください。

http:スラスラwww.bosai.go.jp/news/oshirase/20110323_01.pdf

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